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2017年1月21日土曜日

【セルビア観光】リュビツァ妃の屋敷/ Princess Ljubica's Mansion.

オスマン帝国が領土を拡大していた頃、セルビアもオスマン帝国の領土となっていました。
この当時のオスマン帝国の勢いは激しく、1389年のコソボの戦いを皮切りに多くのセルビア領がオスマン帝国の支配下になり、その支配は以後400年に渡り続きます。
このリビツァ妃の屋敷は1815年にセルビア王国の自治をオスマン帝国から認めさせたミロシュ・オブレノヴィッチの屋敷です。
リュビツァ妃は彼の奥さんです。
オスマン帝国の流れをくむ内装と、その流れから脱却しようとするヨーロッパ風の内装の入り混じる、歴史的にも興味深い建築物です。


<リュビツァ妃の屋敷に行ってみた>

リュビツァ妃の屋敷のエントランスです。オフシーズンである事も相まって、人の気配が殆ど無く、閉館している雰囲気が漂います。
人の気配が全く感じられず、入るのがためらわれます。
勇気を出してドアノブを捻ってみた旦那ちゃん。
見守るまめ。

...ガチャリ

開いた!!


入り口正面に広がるコンベンションルームの前でまったりしているおじさん達と目が合いました。
このおじさん達はリュビツァ妃の屋敷のスタッフの様ですが、見学者が訪れるまでこの広間でまったりしている様です。
おじさん達がまったりしているところの脇のコンベンションルーム。トルコ風で素敵です。


<リュビツァ妃の屋敷の中身大公開!>

オスマン帝国とオーストリア帝国の影響を受けた、多国籍な内装が魅力的な建物でした。
ハマム(トルコ風呂)。リュビツァ妃の部屋に隣接しています。
ヨーロッパ風のお部屋。シャンデリアの裸電球が気になってしょうがありません。
トルコ風のお部屋。電球......点いてないのあるけど、節電は大事だよね!
係りの方も、わからない事があったら聞いてね!とか、途中でBGMをかけてくれたりとか、フレンドリーでとても良かったです。
このフレンドリーさがやっぱりセルビア人の良さだと思います!



<リュビツァ妃の屋敷info>

住所) Kneza Sime Markovića8
セルビア正教大聖堂の向かいにありますよー(^o^)/
中心部から歩いていける距離です。
休館日) 月曜日(公式では)
値段) 200din、学割有


<セルビア観光リンク(ベオグラード)>
<セルビア観光リンク(近郊、郊外)>

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